MENU

CLOSE

INTERVIEW

「全員参画」の意識が
結束力を強くする

生産技術職
2000年入社

ものづくりという仕事は、一人では決して成立しない

私は現在、生産企画部という部署に所属しています。生産企画部の主な業務は、生産計画の作成や、新製品を発売する際、どこの工場で生産するかを検討し、最も効率的に生産を行える場所を提案することです。国内工場を始め、中国の天津阿斯化学有限公司や、安速日用化学(蘇州)有限公司、タイのアースケミカル(タイランド)株式会社といった海外の工場、外部の工場への委託なども含めた様々な可能性を検討します。海外とのやり取りも多く、中国やタイなど、海外出向を経験した社員も増えてきており、私も11年近くアースケミカル(タイランド)株式会社(以下、アースケミカル)の生産工場に出向していました。赴任した当初は、日本人だからということだけで管理者になり、100名近くの部下ができたのですが、言葉もわからない状況で非常に苦労したことを覚えています。自分の部下として一緒に働いてくれた人たちにはいつも助けていただき、ものづくりという仕事が、一人では絶対に成り立たない仕事であることを強く実感しました。それ以来、上司・部下に関わらず、協力してくれている人には常に感謝の気持ちを伝えるようにしています。

従業員の意識改革を行い、
ものづくりの環境を整える

出向先のタイでは、生産管理だけでなく、品質保証や資材の購買、新製品開発まで幅広い部署を管理する立場で業務に従事し、2014年1月から2016年9月までの約3年間は、工場長を任せていただきました。私が工場長になる頃までは、少数の日本人やタイ人の管理者が指示を出し、従業員はその指示を待つというのが通例でした。会社の規模が小さかったときはそれでも業務は回ったのですが、規模が大きくなってくると、管理者の数が足りなくなり、指示がいき届かない状況が増えました。そのため数年前から、従業員の意識改革を推し進めることになり、従業員一人ひとりが自分で考え、率先して発言し行動することを奨励しています。これは日本のアース製薬では以前から取り組まれていることです。

従業員が意見を言える会議を増やすことや、タイの生産部員、研究部員、品質保証部員から希望者を募り、日本へ研修を受けに行ってもらうこともあります。そういった取り組みを続けていくうちに、段々と自主性も強くなり、業務について積極的に提案をしてくれる従業員も増えたと実感しています。まだ始まったばかりですが、製品の品質向上やコストダウン、工場内の安全性などの改善につながっていますし、より良いものづくりの環境が整ってきていると実感しています。

会社全体の意識統一がピンチを救ってくれた

タイで最も大変だったことは、2011年にかつて経験したことのない大洪水が発生し、工場が完全停止してしまったことです。当然生産活動がストップし、復旧作業も非常に困難でした。工場の生産活動が止まった際の最も大きな懸念事項は、店舗の製品が欠品してしまうことです。欠品してしまうと、店舗は代わりに他社の製品を取り扱うことになります。そうなると、再びその棚に自社製品を並べていただくためには、多くの時間や労力、費用がかかってしまいます。最悪の自体を避けるために、アースケミカルの各部署が連携するとともに、日本や中国の工場にも助けていただきました。生産に関わることだけでなく、資材の購入や生産体制の復旧なども支援してもらいました。被災地となった工業団地には200社近くの企業があったのですが、その中で最も早く復旧を成し遂げた企業の一つがアースケミカルでした。被災したことでアースケミカルの結束力の強さを感じましたし、アース製薬のグループ企業や、各国の工場との連携の良さにも驚きました。社員一人ひとりの考えを尊重し、「全員参画」で仕事に取り組むアース製薬の精神が垣間見れた思いです。

学生へのエール

社会人として働いていると、予期せぬ困難が降り掛かってくることもあります。ただ、その度に下を向いてくよくよしていると前に進むことはできません。就職活動にも言えることかもしれませんが、明るく前向きに考えて立ち向かうことが成功をつかみ取る方法だと思います。私自身がそういう考え方なので、後ろ向きに考えすぎず、すぐに切り替えて次に進める人と一緒に働きたいです。

※記載の所属・業務内容は取材時点の内容となります。

SPECIAL MOVIE

スペシャルムービー

SPECIAL  MOVIE

ページトップに戻る

ページトップに戻る